葛飾・柴又
葛飾・柴又は,ぶらりと散歩が似合う街です。
帝釈天の小さな参道では,昔ながらの煎餅屋さん,飴屋さん,団子屋さんが,今も元気に営業しています。店をのぞきながら,お店の人とお客さんのやりとりを楽しむ…,そんな人情味あふれる下町情緒が好きで,よく出かけます。
柴又は,映画「フーテンの寅さん」シリーズの舞台でもあります。寅さんが「産湯を使った」とされる帝釈天は,厄除け,延寿,商売繁盛のご利益があります。この本堂の外壁には,見事な木彫が施されて驚かされます(有料拝観なので,外からは見えないのが残念ですが)。
賑やかな参道を抜けて,柴又駅に出ると,トランク一つ持って旅に出る「フーテンの寅さん」に出会えます。どこからか,「よっ,寅さん。今度はどこに行くんだい」と声が聞こえてきそうでした。
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コメント
今晩は。
>葛飾・柴又は,ぶらりと散歩が似合う街です。
いいですねぇ、行ってみたくなります。
“下町”って小樽にあるかなぁ?
東京のとは 違うような気がしますね。
ふらっと 立ち寄ってみたい街ですね♪
投稿: 132歳の若者 | 2005/09/27 00:06
小樽にもきっと「下町」があって,それはもちろん東京の「下町」とは全然違うけれども,地元の人々から愛されているという点では,きっと同じなのだと思います。
そういえば,寅さんは,小樽へ2回ほど(第5作「望郷編」と第15作「寅次郎相合い傘」)旅をしたようです(マドンナは,長山藍子さんと浅丘ルリ子さんでした)。
投稿: ぜんまいねずみ | 2005/09/27 23:35
今晩は、ぜんまいねずみさん。
>地元の人々から愛されているという点では,きっと同じなのだと思います。
そう考えるとありそうです。
“手宮(てみや)”とか“信香(のぶか)”とか...。
>マドンナは,長山藍子さんと浅丘ルリ子さんでした
若いんだろうなぁ!二人とも、あっ、さくらも。
投稿: 132歳の若者 | 2005/09/29 18:29
こんばんは。
> “手宮(てみや)”とか“信香(のぶか)”とか...。
とても美しい響きですね。小樽の皆さんに愛されている街,私もいつか行ってみたいです。
寅さんの映画には,昭和45~50年ころの小樽が出てきます。
地元の皆さんには,きっと懐かしい「小樽の原風景」かも知れませんね。
投稿: ぜんまいねずみ | 2005/10/01 01:05
ぜんまいねずみさん、トラックバックとコメントありがとうございました。
この週末は当地でお過ごしでしょうか。
帝釈天には家族でお参りしたり、また、母の伯母の家が柴又で、祖母の実家が
八丁堀です。江戸川の向こうは、私の母や祖母につながるところです。
いつかまた訪ねてみたいと思っています。
投稿: s.fujino | 2005/10/01 01:21
s.fujinoさん,
こちらこそ,トラックバックをいただきありがとうございました。
> この週末は当地でお過ごしでしょうか。
はい,本当は週末に彼の地をじっくり街歩きしたいのですが,どうしても週末は自分の街に帰って来てしまいます。
私のようなのは「週末帰宅型単身赴任」といって,単身赴任の「亜種」らしいです。(笑)
葛飾柴又に行くときは,たいてい「矢切の渡し」を使います。
手漕ぎの舟で江戸川を渡る「静寂なひととき」が,ひそかな楽しみの一つです。
投稿: ぜんまいねずみ | 2005/10/01 01:46