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2005/09/24

立山アルペンルート

3000m級の山々が連なる立山黒部アルペンルート。今回は,「雲上の楽園」に紅葉を訪ねました。

kuro01アルペンルートには,富山側と長野側から入るルートがあります。今回は,長野側の扇沢から入り,アルペンルートの中心地,室堂(むろどう)まで往復しました。
扇沢(標高1433m)から,トロリーバスで大町トンネルを抜け,黒四ダムへ向かいます。暗いトンネルの中,破砕帯の難工事を伝える青いサイン灯が印象的でした。長いトンネルを抜けると,そこは黒四ダム。とてつもない大きさに圧倒されます。豪快な放水と周囲の絶景に歓声を上げながら,歩いて対岸に渡ると,すぐに黒部湖駅(標高1455m)。ここからケーブルカーでトンネルを黒部平(標高1828m)へ登ります。黒部平では,正面に立山連峰,後ろに後立山連山が一望できました。紅葉には少し早かったですが,あちこちでナナカマドが赤い実をつけてきれいでした。黒部平から,ロープウェーで大観峰(標高2316m)へ。さらにトロリーバスで立山の地中をトンネルで抜けると,いよいよ室堂(標高2450m)に到着です。

室堂では,立山(標高3015m)の雄大な山々と,みくりが池の鏡のような静けさに,しばし時間が経つのを忘れました。雷鳥に会えなかったのは残念でしたが,とても清々しい空気に身も心もリフレッシュしました。
下の写真は,黒四ダム(左)と,みくりが池(右)です。
kuro02 kuro03

室堂まで,乗換時間を入れると片道3時間ほどかかりました。下山したときは足が棒のようになっていて,日頃の運動不足を痛感しました。
雪が残るころに,ぜひもう一度訪れたいと思いました。

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2005/09/23

黒部のトロッコ列車

黒部峡谷(富山県)を走るトロッコ列車に,一度乗ってみたいと思っていました。

toro00大正15年(1926)に発電所の建設資材と作業員の輸送のため敷設された軌道が始まりで,当時,一般の登山客は命の保証をしない条件で便乗させたそうです。現在は,黒部峡谷鉄道(株)が運営しています。
左の写真は,ケータイで撮影しました。像が流れて,ちょっと面白い写真になりました(実際には,駆け足くらいの速さです)。

宇奈月から終点の欅平(けやきだいら)まで,約80分の旅です。
小さな電気機関車に,簡単な客車をつないだトロッコ列車は,ゴトゴトと深い谷に沿って進みます。途中,急カーブやトンネル,鉄橋がいくつもあって,車窓からの眺めは絶景です。通勤電車だと耐えられない時間ですが,「あっ」という間の80分でした。
toro02 toro03

標高599mの欅平ですが,9月下旬ではまだ紅葉していませんでした。
錦秋の美しさはきっと見事だと思います。

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2005/09/18

横浜・中華街

横浜は異国情緒があふれる街です。
元町のおしゃれな雰囲気も好きですが,中華街の雑然とした雰囲気には,人を惹きつける魔力を感じます。
yokoha01中華街の東南西北には,門(「牌楼」(パイロウ)と呼ぶそうです)が立っています。街の守護神として風水では大切な意味があり,青,赤,白,黒と全部色が違います(写真は,東の「朝陽門」,通称「青門」です)。

実は,中華街には,地方からのお客さんを連れて行くことが多いです。この街では私自身が「おのぼりさん」ですから,何度行っても店を覚えず,通りを間違えて行ったり来たり…(汗)。そんなとき,門の色で方向が分かるので助かります。歩き回りながら,珍しいお店を見つけたりするので,道に迷うのも結構楽しかったりします。

この日は,ちょうど中秋節で,いつもの休日より多くの人で賑わっていました。
yokoha02中秋節では,家族そろって月見をしながら「月餅(げっぺい)」という中華菓子を食べ,家内安全や無病息災を願う風習があるそうです。
さっそく,私も「月餅」を買って,家族でいただきました。

あ,月餅の写真,撮るのを忘れた!
なんだ,また行けばいいのか~♪。(^^)

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2005/09/17

葛飾・柴又

葛飾・柴又は,ぶらりと散歩が似合う街です。
帝釈天の小さな参道では,昔ながらの煎餅屋さん,飴屋さん,団子屋さんが,今も元気に営業しています。店をのぞきながら,お店の人とお客さんのやりとりを楽しむ…,そんな人情味あふれる下町情緒が好きで,よく出かけます。
katsu01 katsu02

katsu03柴又は,映画「フーテンの寅さん」シリーズの舞台でもあります。寅さんが「産湯を使った」とされる帝釈天は,厄除け,延寿,商売繁盛のご利益があります。この本堂の外壁には,見事な木彫が施されて驚かされます(有料拝観なので,外からは見えないのが残念ですが)。

寅さん 賑やかな参道を抜けて,柴又駅に出ると,トランク一つ持って旅に出る「フーテンの寅さん」に出会えます。どこからか,「よっ,寅さん。今度はどこに行くんだい」と声が聞こえてきそうでした。

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2005/09/10

ミノルタα-3xi

ミノルタは,まじめな製品とユーザーを向いた姿勢で,好きなメーカーのひとつでした。コニカミノルタになって,フィルム・カメラ部門の縮小を表明したのは,実に残念でした。
3xi

1991年に発表されたα-xiシリーズは,完全にフルオートのカメラを目指し,逆にカメラ・ファンからそっぽを向かれ,商業的には失敗したモデルです。(^^;
α-3xiは,AF一眼レフ世界最小・最軽量(当時)を誇り,ファインダーを覗くとカメラがスタンバイする「アイ・スタート」や,xiレンズを使えばベストアングルにズーミングする「オートスタンバイズーム」(ASZ)など,オート機能が満載で,あとはシャッターを押すだけという簡単さでした。ここまでやればコンパクト・カメラと変わりません…って,それじゃ「このカメラの存在意義って何?」という疑問が浮かびますが…(汗)。

28-80mmと80-200mmの2本のxiレンズで使っていましたが,ASZは,中途半端な画角にズーミングし,結局,撮影のたびに自分でズームしなおす必要があるので,いつもOFFで使っていました(笑)。もちろん,普通のαレンズも使用できます。
チープな質感とマニュアル操作を拒むような操作性の悪さなど,欠点は多いですが,小さくて軽いので,ネガを詰めて安いズームレンズ1本を装着し,旅行スナップ用に現役です。結構,雑に扱っても,世に言われるほど耐久性に問題は感じません。

(追記)2006年5月,中野のフジヤカメラに売却して手離しました。

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2005/09/03

ブログ

「ブログ」という言葉を初めて聞いたのは,今から1年ほど前のこと。

当時は,「更新が簡単にできる日記サイト」などと紹介されていたように覚えています。そのころは,すでにWebサイトを運営していましたから,タグ・エディタでHTMLタグを書くのは苦痛でなかったし,日記をつけるほど几帳面ではなかったので,まったく興味を惹かれませんでした。
その後,ブログは広く普及しましたが,それでも,つい最近まで,「これまでの掲示板(BBS)やメーリングリストとどこが違うの?」と,その存在意義を疑っていました(新しいモノについていけなかっただけ…?)。

そんなある日,私が尊敬する古いネット仲間が,ブログを開設しました。愛する街への想いがこめられた記事に,読者が共感のコメントを書き込み,また別の読者が想いを寄せてコメントをつける…。これまで気が付かなかったブログの魅力が,ようやく分かったような気がしました。
既存のサイトで実現が難しかった双方向性を実現するブログ。私も,その可能性を求めて,ブログをスタートさせたいと思います。

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