立山アルペンルート
3000m級の山々が連なる立山黒部アルペンルート。今回は,「雲上の楽園」に紅葉を訪ねました。
アルペンルートには,富山側と長野側から入るルートがあります。今回は,長野側の扇沢から入り,アルペンルートの中心地,室堂(むろどう)まで往復しました。
扇沢(標高1433m)から,トロリーバスで大町トンネルを抜け,黒四ダムへ向かいます。暗いトンネルの中,破砕帯の難工事を伝える青いサイン灯が印象的でした。長いトンネルを抜けると,そこは黒四ダム。とてつもない大きさに圧倒されます。豪快な放水と周囲の絶景に歓声を上げながら,歩いて対岸に渡ると,すぐに黒部湖駅(標高1455m)。ここからケーブルカーでトンネルを黒部平(標高1828m)へ登ります。黒部平では,正面に立山連峰,後ろに後立山連山が一望できました。紅葉には少し早かったですが,あちこちでナナカマドが赤い実をつけてきれいでした。黒部平から,ロープウェーで大観峰(標高2316m)へ。さらにトロリーバスで立山の地中をトンネルで抜けると,いよいよ室堂(標高2450m)に到着です。
室堂では,立山(標高3015m)の雄大な山々と,みくりが池の鏡のような静けさに,しばし時間が経つのを忘れました。雷鳥に会えなかったのは残念でしたが,とても清々しい空気に身も心もリフレッシュしました。
下の写真は,黒四ダム(左)と,みくりが池(右)です。
室堂まで,乗換時間を入れると片道3時間ほどかかりました。下山したときは足が棒のようになっていて,日頃の運動不足を痛感しました。
雪が残るころに,ぜひもう一度訪れたいと思いました。
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