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2021/04/09

市川・旧浅子神輿店

市川・行徳の旧浅子神輿店(現・行徳ふれあい伝承館)を訪ねました。

20210409浅子神輿店は、室町末期に仏師・浅子周慶(初代)が創業。あの仏師・運慶の流れを汲むとされ、当主は代々「浅子周慶」を襲名して神仏具の製作を家業としました。

江戸期、行徳は塩作りで繁栄しました。街道筋に寺社が建ち並び、宮大工が多く住んだことから、神輿造りが盛んになりました。
浅子家も高い技術を活かして神輿の製作を始め、明治期には東京府の名工に名を連ねています。

行徳の後藤直光(旧後藤仏具店)・浅子周慶(旧浅子神輿店)・中台祐信(中台製作所)が作る神輿は、「行徳大唐破風型」として全国に知られました。

浅子神輿店は、平成19年に十六代浅子周慶(鈴木美子氏)を最後に、惜しまれながら廃業。現在、行徳神輿の伝統を継ぐのは中台製作所のみになりました。
街道沿いに残る旧浅子神輿店の店舗兼主屋(国登録文化財)と作工場跡は、市の「行徳ふれあい伝承館」として整備され、行徳の神輿造りの歴史を今に伝えています(写真は、手前が十五代周慶、奥が十六代周慶の神輿)。

神輿造りには、木の選別・加工・彫り、飾り金具の製作、漆塗り、金箔押しを経て組み立てる工程に、木地師・彫り師・錺職人・塗り師など大勢の職人が携わります。ボランティアさんの説明を聞きながら、往時の職人たちの活気が伝わってくるようでした。

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