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2019/01/05

印西・別所の宝剣様

印西市別所の宝泉院地蔵寺で行われた宝剣様を見学。

20190105宝泉院(天台宗)に伝わる宝剣は、平安期に飢饉・悪疫が流行し、慈覚大師円仁が当地で悪疫退散・五穀豊穣の護摩供修法を行った際に使ったとされ、薩摩の名工・波平行安の作と伝わります。

毎年1月5~6日の両日、宝剣を奉じて檀家を廻り、厄祓いと五穀豊穣を祈願する「宝剣様」が受け継がれています。

出発前の法要後、錦布の箱に納めた宝剣が奉持役に渡されて、ムラ廻りに出発。住職を先頭に、奉持役、札持ち、籠背負いが続き、金剛鈴の音とともに檀家を廻ります。
各戸では、仏壇に宝剣を祀り、般若心経と地蔵尊の真言(おんかあかあかびさんまえいそわか)を唱和し、護符2枚(厄除地蔵尊・百由旬内無諸災難)を渡します。最後に奉持役(又は住職)が宝剣を家人にかざして厄を祓います。
檀家は、お布施として金一封(昔は米一升)を籠背負いに渡します。

二日間で別所・鳴沢・別所新田・宗甫地区の檀家60軒ほどを廻ります。

【この日の進行スケジュール】
8:30 集合(宝泉院)
8:45 法要
9:00~ 檀家廻り(午前)
12:00 寺に戻り昼食
13:00~ 檀家廻り(午後)
16:00ころ 寺に戻り法要

【採訪メモ】
初日、住職・檀家総代・役員など10人での檀家廻りに同行。奉持役の持つ宝剣は意外に重かった(3㎏くらい?)。札持ちは風呂敷包みに木札と御守り。籠背負いは、昔はお布施の米を入れる籠を背負ったが、現在は護符を入れた箱を持って廻る。檀家によっては玄関先で読経することも。初日は別所・鳴沢地区40軒ほどを廻った(歩いた距離7.5km)。二日目はクルマ移動もあり。古老によれば、戦前~昭和30年代までは船橋や浦安まで行ったとのこと。
地元ケーブルTVのほか見学者なし。寺に駐車場あり。
大変お世話になった住職さん、檀家総代の市長さん・役員さん、檀家の皆さん、ありがとうございました。
※詳細記事は、本宅サイト「ぐるり房総」に掲載しています。

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