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2017/12/03

発祥の地めぐり

師走の晴れた日曜日、京葉地区を散策。

20171203aJR西千葉駅(中央区)北口に設置されたばかりの「ロケット研究発祥の地」碑を訪ねます。

かつてこの地にあった東大生産技術研究所で、糸川英夫博士が観測ロケットの研究に着手しました。
糸川博士は、荻窪にあった富士精密(旧中島飛行機)と共同で、日本初のペンシル型ロケット(長さ23cm、重さ200g)を試作。昭和30年(1955)、国分寺で水平発射実験に成功しました。
ここから現在のH2B型ロケット(長さ56.6m、重さ531t)に続く国産ロケット開発の歴史が始まった記念すべき場所です。

碑は、糸川博士の功績を称え、NPOちばサイエンスの会が建てて市に寄贈したものです。正面には、実物大のペンシル型ロケットがはめ込まれています。

20171203bお隣のJR稲毛駅からバスで稲毛海浜公園(美浜区)に移動して、稲毛民間航空記念館へ。

明治43年(1910)、国産飛行機で初めて空を飛んだ奈良原三次。軍の飛行場しかなかった当時、この地に遠浅の干潟を利用した日本初の民間飛行場を開設し、民間航空発祥の地となりました。

記念館には、三次が明治末期に開発した奈良原式複葉機の四号機「鳳号」が復元されています。かつての海岸線(国道14号)に近い稲岸公園南端には、航空機の翼をイメージした「民間航空発祥の地」碑も建っています。

20171203c京成線で谷津(習志野市)に移動して、谷津公園に「読売巨人軍発祥の地」碑を訪ねます。

谷津公園と谷津バラ園の一帯には、かつて谷津遊園という遊園地がありました。
昭和9年、正力松太郎(読売新聞社長)が米大リーグ選抜チームを招聘し、東京六大学などから混成された全日本チームは、谷津遊園にあった谷津球場で猛練習して迎え撃ちました。

この時のメンバーを中心に、東京巨人軍(のちの読売巨人軍)が結成され、日本にプロ野球が誕生しました。碑には、川上哲治、長嶋茂雄、王貞治など歴代名選手の手形がはめ込まれています。

20171203d最後に、京成線で国府台(市川市)に移動して、江戸川土手の「市川関所跡」へ。

江戸期、入り鉄砲と出女を厳しく取り締まった関所の一つです。当時は、小岩村側に番所が、市川村側に定船場がありました。

関所は明治2年(1869)に廃止されましたが、渡船は江戸川に橋が架かる明治38年(1905)まで存続しました。関所跡には、門を象ったモニュメントが建ち、背景の近代的なビル(市川が本社の山崎製パンクリエイションセンター)との対比が不思議な感じです。

今回は、全行程を電車とバスで回りました。市川~船橋~稲毛の道路は激しく渋滞するので、クルマより公共交通機関の利用がおすすめです。機材はD40+AF-S18-55/3.5-5.6GIIでした。

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