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2017/06/18

講演会「鹿島踊りとみろく踊り」

松戸市立博物館で行われた講演会「鹿島踊りとみろく踊り:千葉県の事例を中心に」に行って来ました。

20170618講師は、成城大学准教授で鹿島・弥勒踊り系芸能の研究で知られる俵木悟先生。東京文化財研究所時代の研究論文は、本宅サイトでも基礎資料としています。

房総には、南房総のミノコオドリ、倉橋の弥勒三番叟、茂原昌平町のミノコオドリのほか、小戸や白間津(いずれも南房総市)にも名残りが見られますが、各地で形態がかなり異なります。
県内各地を撮り歩いて、そんな違いに気付き、興味を持つようになりました。
文献を調べても、どうも鹿島の事触れが伝えた鹿島踊りと関係があるらしいことは分かるのですが、東伊豆地方に残る正統な鹿島踊りの芸態とあまりに違い過ぎるのがずっと不思議でした。

今回の講演では、永年の疑問が解消してすっきりしたほか、三匹獅子舞との関連も気になるところです。
講演終了後、映像制作会社のN社長と一緒に、講師控室で俵木先生・学芸員のYさんとしばし房総の民俗芸能談義。研究者の視点を垣間見ることができて、とても参考になりました。

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2017/06/04

我孫子・布佐ひょっとこ睦の里神楽

我孫子市・湖北地区公民館ホールで行われた布佐ひょっとこ睦の江戸里神楽「八雲神詠」を撮影。

20170604布佐ひょっとこ睦は、地元・竹内神社の祭礼で2丁目の山車でお囃子を演じるほか、湖北・安食(成田)・六軒(印西)・布川(茨城)の祭礼で活動されています。

今回は結成40周年記念公演で、第一幕としてお囃子(葛西囃子・江戸囃子・踊り囃子(仁羽・投げ合い))と里神楽(寿獅子・大黒舞・両面踊り)が、第二幕として里神楽(三番叟・八雲神詠)が演じられました。

江戸里神楽「八雲神詠」は、高天原を追放された須佐之男命が、出雲を通りかかった際、国津神の老夫婦の娘(櫛名田比売命)を助けるため、一計を講じてヤマタノオロチを退治する物語です。
〆で須佐之男命が日本初の和歌となる「八雲立つ 出雲八重垣 妻籠みに 八重垣作る その八重垣を」と詠い、舞い納めます。

【この日の進行スケジュール】
13:00~ 第一幕
葛西囃子→江戸囃子→踊り囃子(仁羽・投げ合い)→寿獅子・大黒舞・両面踊り
14:15~ 休憩
14:30~ 第二幕
三番叟→五人囃子→八雲神詠
16:00ころ 終了

【メモ】
布佐竹内神社の祭礼で山車で演じられる里神楽と異なり、「八雲神詠」は長編の面芝居。八岐大蛇、須佐之男命、老親(足名椎命と手名椎命)、櫛名田比売命が登場する5人舞で、約50分間の熱演だった。第一幕・二幕とも見応えがあり、お囃子や舞で子供たちが活躍していて頼もしい。
大勢の観客で客席は8割方埋まり、後方ではVTR撮影の人が数人。ホールに駐車場あり。
※詳細記事は、本宅サイト「ぐるり房総」に掲載しています。

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