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2017/05/06

国東・宇佐めぐり

宇佐市内では、大分県立歴史博物館と宇佐市平和資料館を訪ねました。

20170506a大分県立歴史博物館は、宇佐神宮からクルマで10分ほどの所にあります。宇佐・国東半島の歴史と文化に焦点を当てた展示が素晴らしく充実しています。

エントランスホールの巨大な熊野摩崖仏(原寸大レプリカ)に度肝を抜かれながら進むと、「富貴寺大堂の世界」が広がります。照明を落とした中、千年前の富貴寺大堂と内陣(原寸大の復元)が浮き上がり、極彩色で描かれた極楽浄土の壁画に圧倒されます。裏面には千手観音が描かれており、学芸員さんの解説で壁画の詳細がよく分かりました。

他にも、「生死いのり」、「豊の古代仏教文化」、「六郷山の文化」、「宇佐八幡の文化」、「広がる仏教文化」、「信仰と暮らし」の各コーナーがあり、所々で写真撮影可なのもポイントが高いです(写真の富貴寺大堂も撮影可です)。
個人的には、「豊の古代仏教文化」では奈良期の天福寺奥院塑像三尊仏像(国重文)が、「六郷山の文化」では各寺の修正鬼会の様子や面の展示が面白かったです。

20170506b県立歴史博物館からクルマで10分ほどの所に、宇佐市平和資料館があります。
宇佐には、かつて旧海軍航空隊の基地があり、開戦時には真珠湾攻撃に向かう攻撃部隊の訓練が行われたり、大戦末期には人間爆弾「桜花」(神雷隊)30機や沖縄に向かう特攻隊(八幡護皇隊)81機が出撃しました。昭和20年3月と4月の宇佐空襲では、軍民合わせて数百人が死傷しています。

市では、戦争の悲惨さと平和の貴さを伝えるため、戦争遺跡や資料の収集・保存に努めており、1800m滑走路跡、爆弾池、米軍機の弾痕が激しい落下傘整備所、掩体壕を保存しています。
その一環として、平和資料館には、映画「永遠の0」の撮影で使われたゼロ戦21型(原寸大模型)や、97式艦攻の尾部(原寸大模型)が展示されています。
将来は、滑走路を復元し、掩体壕にゼロ戦を格納し、97式艦攻1機も復元して、旧宇佐海軍航空隊基地の一帯を平和ミュージアムとして整備することを目指しているそうです。

今回の旅は、国東半島をレンタカーで320kmほど走り回りました。GWで人とクルマは多めでしたが、それでも関東と違ってゆっくりとした時空の旅を楽しむことができました。旅の機材は、Ricoh GRでした。

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