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2016/12/27

吉備路・備中国分寺の五重塔

冬の夜、岡山県総社市の備中国分寺五重塔ライトアップを撮影。

20161227備中国分寺は、天平期に聖武天皇が全国に造営した備中国分寺(廃寺)跡に、江戸中期に再興された同名の寺(真言宗)です。

吉備路のシンボルになっている五重塔(高さ34.32m)は、南北朝期に焼失した七重塔を江戸後期に再建したものです(国重文)。三層まで(欅材)と四~五層(松材)の材質が違うのは、もともと三重塔として再建予定だったからだそうです。

低い稜線の丘陵地帯と田園に囲まれた五重塔は、吉備路の素朴な風情を残していて、春の桜、夏のひまわり、秋のコスモス、冬のライトアップと、地元カメラマンでなくとも魅かれます。

実は今回、実家の90歳の父親と一緒に撮影に出かけました。父親は、フォトコンや撮影ツアーに参加したりする現役のキヤノン使いで、この五重塔も何度か撮影しています。考えてみれば、これまで父親と三脚を並べて撮影したことはなかったので、感慨深いものがありました。

旅先の軽装備(D40+DX18-55/3.5-5.6)で、三脚は父親の予備を借用。標準ズーム1本だと、自分が動き回って構図を決めたり、マニュアルで試行錯誤したりと工夫が必要で、なかなか楽しかったです。

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2016/12/18

撮影機材の点検

毎年、祭事が少ない師走のこの時期は、撮影機材をメンテナンスに出しています。

20161218今年も、銀座ニコンSCにDf×2台を持ち込みました。新しい「点検パック」で、いつものローパスフィルタ(LPF)清掃と動作点検に加えて、ピント・AF精度やレンズマウントなどの点検コースを依頼。
料金は倍になったものの、チェックシートで点検箇所と項目、作業内容と判定結果が明記されるようになりました。

Dfは、初投入(2013年11月の「大饗祭」)から4年目に入りました。メイン機としての運用は2015年7月の「田中の虫送り」からですが、Dfは重い大口径ズーム(大三元)で運用するより、単焦点でまったり撮影する方が合っているような気がします。

待ち時間の間に、妻と銀座をぶらぶら。毎年、趣向を凝らしたXmasのショーウィンドウを見て回るのも楽しみです。写真は、山野楽器銀座本店のXmasツリー(D40で撮影)。社屋建替えで休止中の銀座ミキモトのツリーに代わって大人気でした。

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平安の秘仏(櫟野寺)展

妻と一緒に、上野・東京国立博物館で開催中の「平安の秘仏~滋賀・櫟野寺の大観音とみほとけたち」展に行ってきました。

20161218bこの特別展は、甲賀の里にある櫟野(らくや)寺が所蔵する平安期の仏像20体(全て国重文)を、初めて寺外で展示した企画展です。

日本に仏教が伝わったのは6世紀ころ。当初、仏像は主に銅や石で造られました。全国に広まるに連れ、日本人に馴染み深い木で造るようになったとされます。
櫟野寺の仏像たちは、平安期の10〜12世紀ころの木像仏で、時代とともに製法が一木造り→内刳り→寄木造りへと変化する様子がよく分かります。

秘仏の御本尊は、日本最大の十一面観音菩薩坐像で圧巻(次回開帳は平成30年予定)。普段は寺の収蔵庫に納められ、なかなか見ることができない平安の秘仏たちを一度に見られる貴重な機会です。現地の収蔵庫が改修工事中だからこそ可能になった企画でしょう。

この企画展は、12月11日終了予定でしたが、1月9日まで会期延長中です。

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2016/12/11

船橋・大火揚(おおびよ)

船橋市三山の二宮神社で行われた「大火揚」(おおびよ)を撮影。

20161211

平安期の治承四年(1180)、都から当地に流された藤原師経の一行を、里人たちが大篝火を焚いて出迎えたことに因み、毎年旧暦11月13日の夜に行われます。

参道の石段を下りた御手洗池の流れの傍で、藁束を燃やして篝火を焚きます。かつては茅を燃やしたそうですが、現在は、入手困難な茅に替えて藁になり、、周辺の住宅街に配慮して数束だけ燃やしています。

師経は、翌年、赦されて都へ帰ることになります。その際、里人たちが師経らの舟を見送ったことに因み、御手洗池の流れに2艘のススキ舟を浮かべる「お舟流し」(7月15日)が行われています。

【この日の進行スケジュール】
17:55~ 神事(拝殿)
18:05~ 大火揚(石段下の参道)
点火→火守り
18:20ころ 終了

【メモ】
神社に氏子総代4人が集まり、御手洗池の流れに近い参道に少量の藁束を積み、バケツの水を用意する。拝殿で神事の後、全員が参道に移動。神職が祓い、氏子総代が藁束に火を点ける。その昔、火の粉で延焼したことがあったので、現在は藁2~3束を燃やす程度とか。藁は、周辺に農家がなくなり、知り合いの農家から入手している。火守りをしながら、神職と総代が世間話をしている間に燃え尽き、15分ほどで終了。見学者はなく、カメラマンは私のみ。神社に駐車場あり。
いろいろ教えて頂いた氏子総代の皆さん、ありがとうございました。
※詳細記事は、本宅サイト「ぐるり房総」に掲載しています。

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2016/12/03

出発進行~ちばの鉄道展

市川・現代産業科学館で開催中の「出発進行~もっと・ずっと・ちばの鉄道」展に行ってきました。

20161203この企画展は、県内の鉄道路線の歴史と魅力のほか、安全性や信頼性を支える高い技術について紹介しています。

舟運から鉄道への発展を古い写真パネルで解説した「ちばの鉄道物語」、県内を走る全路線を紹介した「ちばで活躍する鉄道」、車両や台車・モーター・ブレーキなどをカットモデルや模型で解説した「走るしくみ」、線路やレールを説明した「線路のしくみ」、そして鉄道ダイヤの組み方を解説した「走らせるしくみ」などのコーナーがあります。

私は電車を撮らないので鉄道は詳しくはありませんが、いつも電車通勤ですから、身近な電車の仕組みや信号の意味、非常通報ボタンを押すとどうなるのかなど、鉄道のトレビア的知識が得られて面白かったです。

実車展示は、人車鉄道長南線の客車(茂原市立郷土資料館蔵)、大正11年製のデキ3電気機関車(銚子電鉄仲ノ町駅保存)が展示されています。

この企画展は、10/14(金)~12/4(日)まで開催しています。

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