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2016/08/12

金沢・西茶屋街と寺町界隈

にし茶屋街は、金沢三茶屋街(主計町・東・西)の一つです。

20160811d出格子の茶屋が軒を連ねる町並みは、規模はやや小さいですが、一番芸妓さんが多く、観光客は少なめです。

昼間の見物より夜のお座敷を楽しみたいところですが、商家の旦那衆のような豪気もなく、一見さんお断りも少なくありません。なので、金沢市西茶屋資料館で、芸妓さんのお座敷の雰囲気だけ味わいました。

20160811eかつての芸妓さんは、10歳ころから稽古に励み、「たあぼ」と呼ばれて置屋の使い走りをしながら行儀作法を仕込まれました。
西茶屋資料館隣の西検番事務所(右の写真)は、芸妓さんの稽古場です。まだ就学年齢でしたから、大正~戦前には小学校の先生が出張して教える仮教室があったそうです。

夕方の茶屋街は、出格子に灯がともり、中から三味線の音が聞こえて風流でした。

にし茶屋街のすぐ隣は、寺町です。
江戸初期、徳川幕府の加賀征伐を警戒し、金沢城防衛の拠点として犀川南岸に集められた寺社70余が並ぶ重伝建保存地区です。

「寺カフェ」の看板に惹かれて、宝勝寺(臨済宗妙心寺派)へ。入口の吊り鐘を叩くと迎えてくれます。本堂内がカフェという大胆な発想に驚きますが、住職さんは墨蹟アーティストとしても有名で、個性的な活動をしていらっしゃいます。宇治金時は、削った氷の細かさ、抹茶と粒餡のバランスが絶妙で、加賀百万石らしい金箔のトッピングでした。

20160811f寺町で大人気の妙立寺(日蓮宗)へ。
寺町の寺院群の中でも、三代藩主・利常公の祈願所と最前線の出城としての機能を持った寺です。
敵に備え、あちこちに落し穴・隠し階段・寺外へ通じる地下道などの仕掛けがあって、別名「忍者寺」と呼ばれています。
見学は有料・要予約ですが、詳しいガイドツアー(有料)のおかげで迷子にならず安心です(当日予約も可)。並んででも見る価値があります(内部は撮影禁止)。

この後、いったんホテルに戻り、夜は金沢おでんの老舗・赤玉本店さんへ。やや薄口のつゆで、大きな車麩が金沢ならでは。地酒・天狗舞(五凛)によく合います。〆は熱々のおでんつゆをかける赤玉茶漬けで大満足でした。

明日は、兼六園と金沢城を巡ります。

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