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2015/08/08

流山・赤城保存会の神楽

流山・一茶双樹記念館で行われた赤城保存会伝統芸能公演を見学。

20150808赤城保存会は、「流山の祭り囃子・神楽等」(市指定無形文化財)の保持団体で、昭和49年に発足した市民ボランティアの皆さんです。現在は若い人を含め13人で活動しています。

大胴1・締め太鼓2・笛1・鉦1の五人囃子で、お囃子14曲と神楽3演目(稲荷山三番叟、日本武尊、種貸し)を継承。流山市内の茂呂三輪神社、加岸大杉神社、根郷浅間神社、鰭ヶ崎雷神社の祭礼で奉納しています。

平成26年8月から、一茶双樹記念館のイベントとして、子供たちの芸能体験(夕方)と単独公演(夜)が行われています。

【この日の進行スケジュール】
18:30~ 開演
お囃子(屋台→昇殿→鎌倉→玉入れ→神田丸→屋台の6曲)
お囃子(四丁目→仁羽もどき)
獅子舞→(休憩15分)→神楽(日本武尊)
お囃子(6曲をカエシで)
20:00ころ 終了

【メモ】
立秋で少し涼しい夏の夜、妻と鑑賞に出かける。純和風の双樹亭を舞台に、枯山水庭園の客席から見るという雅で粋な趣向(事前申込で席あり)。神楽の演目は「日本武尊」で、九州の悪王・熊襲を女性に化けた日本武尊が退治する物語。4人舞なので会員の都合が合わず、なかなか演じられないとのこと(上の写真。Df+85/1.8Gでノーストロボ撮影)。神楽の〆は、名物となった玉ノ井会長(83)によるひょっとこ舞。最後にカエシのお囃子でお開きに。終了予定を15分オーバーする熱演だった。
観客は地元の皆さんや子供たちが40人くらい。一茶双樹記念館に無料駐車場あり。
※詳細記事は、本宅サイト「ぐるり房総」に掲載しています。

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