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2015/06/28

九十九里・望月定子美術館

梅雨の合間の日曜日、妻と九十九里町片貝の望月定子美術館に行ってきました。

20150628九十九里の海をこよなく愛した「海の家の画家」望月定子さん(1919~2008)が、平成7年に開設した私設美術館です。

作家は、九十九里町に生まれ育ち、62歳の時、兄から経営を引き継いだ海の家・大野屋が「殺風景で淋しいので、襖に絵でも描いて飾ったら…」と思い立ち、自己流で襖に浜や廃船を描き始めたそうです。
後に本格的に画法を学び、県展ほかに入選。大病を患いましたが、「九十九里の全てを描き残したい」と絵筆を離すことなく、78歳の時、私費を投じて美術館を開設。終生をかけて全力で浜の姿を描き続けました。

訪れた常設展では、初期の作品から絶筆まで、年代順の展示で作風の変化がよく分かる構成になっていました。
山や花を描いた作品もありますが、やはり九十九里を描いた作品は特別です。激しい油彩のタッチの中に作家の情熱と優しさが伝わってきます。

館長は、作家の二女・やす子さん。作家のエピソードなど貴重なお話を伺うことができ、作家と作品への理解が深まりました。浜の今昔の変遷に想いを馳せながら、レモングラスのハーブ・ティーを頂きました(ありがとうございました)。

美術館は、木~日曜日の10:00~17:00まで(夏期)。看板犬のクッキー君(トイプードル)がお出迎えとお見送りをしてくれます。

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