栄・安食の酉市
栄町安食の大鷲神社で行われた酉市。今年は魂生さまの町内巡行が行われたので、昨年に引き続き撮影。
魂生(こんせい)大明神は、大鷲神社の境内社で、子授け、安産、夫婦和合に霊験があります。
願をかける人は、他人が奉納した「小さな男根」を借り受け、大願成就の暁には、借り受けたものと新たに作ったもの計2体を感謝を込めて奉納する習わしです。
かつては、子孫繁栄を願って、ムラの女性たちが木製の「御神体」を担ぎ、酉市で賑わう町内を練り歩きました。
時代の流れで、御神体の渡御は永く途絶えていましたが、今年は17年ぶりに女性たちによる御神体の町内巡行が実現。榊と巫女の先導で、紅白幕の台車に鎮座した御神体を女性たちが曳き廻しました。
【この日の進行スケジュール】
10:10~ 魂生大明神の曳き廻し(さわやか通り)
11:30ころ 曳き廻し終了
【メモ】
魂生大明神の曳き廻しは、交通量の多い旧街道を避け、さわやか通りの大鷲神社入口~安食小付近300mほどを一往復。外見からは紅白幕に囲まれて台車の中が見えず、魂生さまの曳き廻しと気付かなかった人も多かった様子。神事の復活というより「いっさいがっさいフェステバル」のイベントとしての位置づけと思われる。駐車場は栄町役場の隣に臨時Pあり。
※本宅サイト「ぐるり房総」>「房総の祭り」>「210.安食の酉市」に写真追加。
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