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2014/08/02

八戸・三社大祭(中日)

騎馬打毬からホテルに戻り、小休止の後、夜は山車合同運行を撮影。

20140802d夕方6時、市庁前からライトアップした山車が次々に出発します。

昼間とは違う幽玄な雰囲気で、灯りが入った巨大な山車が何台も続くのは圧巻。日本一の山車祭りと称するだけあります。途中、からくりが展開すると、沿道から大きな拍手と歓声が上がりました。

上の写真は、最優秀賞の吹上山車組。テーマは「赤鍾馗」で、端午の節句でお馴染みの邪気を払う赤鍾馗をはじめ、桃太郎、坂田金時、弁慶牛若丸、豊臣秀吉、加藤清正らを配し、その周りで親が子どもたちの健やかな成長を願い見守っています。
山車の背(バッタンコ)に描かれた矢車が発光しながら回転する仕掛けで、見物客は大喜びでした。ちなみに、吹上山車組は新羅神社の氏子で、8年連続の最優秀賞です。

20140802e優秀賞は、鍛冶町附祭若者連「義経興亡記」と吉田産業グループ山車組「吉兆」の2台でした。
左の写真は、鍛冶町の「義経興亡記」。源平合戦を得意とする町会で、上段(主役)に一ノ谷で勝利した馬上の義経、中段(ステージ)に読経で調伏する弁慶、その右(引き出し)に壇ノ浦で入水した安徳天皇を抱く二位の尼、左(引き出し)に平知盛の亡霊を描いています。

多くの山車には、背面に「見返し」という小さな舞台がしつらえてあり、こちらも手抜かりなく作られています。
下の写真は、長横町粋組の山車「招福七福神」の見返しです。正面の山車飾りで豊年満作を願い、見返しに豊作を願う「八戸えんぶり」を描いています。

20140802f「えんぶり」は、毎年2月、その年の豊作を祈願して長者山新羅神社で奉納されます。太夫(舞手)が馬の頭を象った烏帽子を被り、農耕の所作を模して舞う予祝行事で、国重要無形民俗文化財です。

この日は、お孫さん連れの地元の老夫婦ご一家と知り合い、楽しく撮影。親類が千葉市にいるそうで、八戸や三社大祭のことをいろいろ教えてもらい、「2月のえんぶりにもぜひいらっしゃい。孫も出るから。」と誘っていただきました。

夜9時、合同運行が終了。近くの中華食堂にて八戸らーめんと生ビールの夕食。醤油ベースに煮干しの出汁で復刻したご当地ラーメンで、市内の何店舗かで食べることができます。さっぱりした素朴な味で、美味しかったです。

この日の撮影は、騎馬打毬が543枚、山車合同運行が289枚。ホテルに戻り、写真をストレージに吸い上げ、機材を充電して翌日の準備をします。
明日は、新羅神社からおがみ神社へ還御する「お還り」です。

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