千葉・妙見大祭(だらだら祭り)2
千葉神社で行われた「妙見大祭」(だらだら祭り)の最終日を撮影。
8月16日に始まった八八八回目の妙見大祭。
最終日は、御仮屋で一週間過ごした妙見様の神輿が千葉神社に還御する「宮入り」です。
氏子各町を巡行し、途中、最後の院内町に引き継ぐ際に行われる「神輿改め」や、香取神社で鳳凰を外す「奉幣祭」が行われます。
宮入りでは、千葉神社境内での激しい揉み差しや、限られた担ぎ手による社殿内での「昇殿勇め」が見どころです。
その後、社殿と境内の灯りが消され、「御霊返し」が行われます。暗闇の中、妙見様が本殿へ遷り、一週間続いた長い祭りが終わりました。
【この日の進行スケジュール】
14:00~ 御仮屋発
市場町→町内巡行→神輿改め→香取神社(神事執行)→千葉神社
19:00~ 宮入り
19:15~ 召立之儀→昇殿勇め
19:30~ 御霊返し
20:00ころ 終了
【メモ】
初日の宮出しを見た以上、最終日の宮入りも見なきゃなんめえ…ということで出かける。御仮屋から、大太鼓・お囃子・猿田彦の先導で、往路と異なる巡路で渡御。沿道から各町の人々が声援を送り、初日より若衆の気合いが入っていて面白い。
「神輿改め」は神職の短い儀式のみ。香取神社前で鳳凰を外し、奉幣祭の後、千葉神社へ宮入り。境内で激しく揉み差しした後、「召立(めしたて)之儀」で名前を呼ばれ「月星紋」の鉢巻きを授けられた氏子だけが担いで社殿内に入り、「昇殿勇め」で最後の揉み差し。見物人も近くで見られるが、神職曰く「神輿が突っ込んで来たら担ぎ手を押し返して。自分の身は自分で守ること。」なので自己責任。最後の「御霊返し」は完全に遮蔽されて何も見えない。灯りが消えている間に願をかけるとかなうと云われ、暗闇の中、たくさんの人々が祈っていた。見物人は多数、カメラマンはTV局ほか十数人。
この日は引き続きDf+単焦点のみで撮影。不便だが軽装備で撮り歩けるのと、夜でもノーストロボで撮れるのがいい。35mm F1.8G EDを新規投入。
※詳細記事は、本宅サイト「ぐるり房総」に掲載しています。
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