発掘された日本列島2013
江戸東京博物館で開催中の「発掘された日本列島2013」展に行ってきました。
毎年の発掘調査の考古速報的な企画で、1995年から毎年開かれているそうです。
今回の展示は、北海道から鹿児島まで、32カ所で出土した旧石器時代~近世の遺物510点。
このうち、宮内庁所管の天皇陵墓から埴輪13点が初めて公開されています。
また、東日本大震災復興祈願として、岩手・宮城・福島の埋蔵文化財138点も出展されていました。
チラシの写真は、右から「陶馬(とうば)」(岡山県備前市、安土桃山時代)、「金銀装円頭大刀(きんぎんそうえんとうたち)」(浜松市・鳥居松遺跡、約1500年前)、「ミミズグ土偶」(つくば市・上境旭台貝塚、約3000年前)、「囲い・家型埴輪」(大阪府堺市・百舌鳥古墳群、約1600年前)です。
見学に来た皆さんは、学術員に熱心に質問してメモを取っていました。
個人的にはこれまで公開されることがなかった天皇陵の埴輪類が興味深かったです。
「発掘された日本列島2013」展は、東京展は7月25日(木)までです。
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