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2013/03/03

エディンバラ・ブリタニア号

日曜日の朝、タクシーで北部の港町リースへ。お目当てはブリタニア号です。

20130303ブリタニア号は、第83代のロイヤル・ヨット(英国王室船)で、1953年に就航し、1997年に退役しました。
ロイヤル・ヨットの歴史は、1660年、当時のチャールズⅡ世が建造した帆船メアリー号に始まります。ブリタニア号以降は新たな船は建造されず、この船が最後のロイヤル・ヨットとなりました。

現在、ブリタニア号はリース港のオーシャン・ターミナルに係留されて一般公開されています。ヨットと言っても、排水量5769トンの豪華客船で、見学コースは、音声ガイド(日本語あり)を聞きながら、操舵室や信号デッキなど操船部分に始まり、王室の居住エリアを経て、最後に機関室や上陸用カッターを見学する2時間ほどのコースです。

20130303b船内の装飾は、計画ではフランス王朝様式の華美なものでしたが、現エリザベスⅡ女王の希望で質素に変更され、品位ある調度品で飾られています。
女王や夫君の部屋、世界中の植民地から贈られた品々が飾られた豪華なダイニング、上質のベルギー絨毯がVIPを迎える貴賓室(写真)のほか、チャールズ皇太子とダイアナ妃が新婚旅行で使った部屋、訪問先で使う王室専用車1960年型ロールスロイス・ファントムⅡを格納した車庫などがありました。

20130303d左の写真は、王族が過ごしたロイヤル・デッキにある王室専用船の証しです(名称は失念)。
歴代ロイヤル・ヨットに受け継がれた伝統と誇りの象徴です。銀の鐘は就航時のもので、「Her Majesty's Yacht Britannia 1953」と刻まれ、ピカピカに磨き上げられていました。

リース港から路線バスでエディンバラ市内に戻り、プリンスィズ・ストリートにあるスコット・モニュメントへ。

20130303eスコットランドを代表する作家ウォルター・スコットを記念して、1844年に建てられたゴシック建築の尖塔で、高さ61mの石積みです。狭い螺旋階段を287段あがると、360度のパノラマが開けます。
私は高所恐怖症ではありませんが、あまりに細くて高いし、強風にあおられるし、鉄筋入ってなくて大丈夫かと心配したりで、思わず足がすくみました。

このモニュメント、螺旋階段がものすごく狭いので、降りるのもひと苦労です。一人分の幅しかなく、すれ違いは困難です。階段下では、上る人下る人が、お互いに「後ろはあと何人だよ」と声をかけながら上り下りしました。

20130303fホテルに戻る途中で見かけたバグ・パイパー。エディンバラの街中では、至る所でバグ・パイプを奏でる人たちを見かけました。
アマチュアのボランティアが多いそうですが、スコットランド人には国を愛して誇りを持っている人が多い印象を受けました。
バグ・パイプの澄んだ音色を心に焼き付け、ありったけのコインを寄付してエディンバラの街を離れることにします。

次は、再びロンドンに戻ります。

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