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2013/03/07

ロンドン・街中あれこれ

ロンドンの街なかで見かけたものを備忘録。

20130307夕暮れのトラファルガー広場。
ナポレオン戦争の帰趨を決したトラファルガー海戦(1805)の勝利を記念した広場で、ロンドンのほぼ中心にあります。
高さ51.5mの塔の先端に立つのは、海戦を指揮して勝利を導きながら敵弾に倒れたネルソン提督の銅像です。
台座の四方に提督が戦った海戦を描いたレリーフ板が飾られています。ちなみに、この金属板は仏軍の大砲を鋳つぶして製作したものだそうです。
イギリス人にとってネルソン提督は祖国を救った英雄です。日本では、提督より台座の周りに鎮座しているライオン像(三越がモデルにした)の方が有名かも知れません。

20130307b近衛騎兵隊司令部前の衛兵さん。
歩兵隊の衛兵は赤い軍服に黒いフサフサ帽ですが、こちらの騎兵隊は金ぴかのヘルメットが特徴です。
赤い軍服(ライフガーズ連隊)と青い軍服(ブルーズ&ロイヤルズ連隊)があって、創設の歴史が違います。写真の衛兵は、正装用外套を着たライフガーズ連隊です。観光客から話しかけられようが、並んで写真を撮られようが、まったく無表情で微動だにしません。
でも、よーく観察していると、最後の観光客が写真を撮り終わると大急ぎで反転して交代に戻ってましたから、観光客が撮り終わるまで待っていてくれたんだと分かり、何だか可笑しくなりました。

20130307cテームズ川畔に立つ時計台ビッグベン。
国会議事堂でお馴染みですが、もとは1090年にウィリアム征服王が造ったウェストミンスター宮殿です。ウィリアム征服王は、ウェストミンスター寺院を整備し、隣にこの宮殿を造り、政教一致で強大な国造りを目指しました。
世界遺産にも登録された建物は、ロンドン大火(1834)の後、重厚なゴシック様式で再建されたものです。時計台は1859年に設置され、設計者ベンジャミン・ホール卿にちなみ、日本でも「ビッグ・ベン」の愛称で知られています。
今回、滞在中に何度か時報を聞くことができましたが、何とも落ち着いた重厚な鐘の音がロンドン中に響き渡っていました。

20130307d夜のバッキンガム宮殿。
もとはバッキンガム公の邸宅(1703)でしたが、1837年、ヴィクトリア女王が即位して宮殿としました。正面の金色の天使像は、ヴィクトリア女王記念碑です。
実際にエリザベス女王が住まわれており、女王陛下を守る近衛兵の交代式で有名な観光名所です。
宮殿内部は、公式行事に支障がない限り一般公開されていますが、今回は日中も夜も前を通るだけで見学する時間がありませんでした。

20130307eロンドンの地下鉄。
1863年に開業した世界初の地下鉄で、日本では長州藩が外国船を砲撃したり、薩英戦争が起こった年に当たります。当時の技術で地下をくりぬくのは至難の技。なのでトンネルは直径が狭い半円形で、電車もトンネルの形に合わせて曲面形状になっています。
駅も古く、通路や階段、ホームが狭くて大変です。巨大な旧式エレベーターで地上へ昇降する駅も多く、ラッシュ時はえらく混雑します。
路線が多く、どこに行くにも便利で、滞在中はよく利用しました。電車は、背が高い人は車両の中央に立たないと頭をぶつけます。Tube(チューブ)と呼ばれる理由がよく分かりました(笑)。
運賃はゾーン別で、人件費抑制のため、他の公共交通機関と同様、オイスターカードと現金で運賃が倍ほど違います。オイスターは券売機で買えますが、ICチップ搭載のクレジットカードが必須でした(VISA・MASTER・AMEX対応の券売機は多いですが、JCBが使える券売機は少なかったので要注意)。

20130307f最後の写真は、イングリッシュ・ブレークファーストです。
ホテルの朝食は、日本ではトースト、コーヒー、卵の「コンチネンタル」式モーニングがほとんどです。イギリスでは、トースト、紅茶、ベーコンエッグ、ソーセージ、ブラック・プリン(黒い腸詰めスライス)、マッシュルーム、焼きトマト、ジュースがついた「イングリッシュ・ブレークファースト」でした。
朝からお得な気分…と喜んだのは数日だけで、さすがに毎朝となると飽きました。イギリス人の食生活は、昼は軽食、夜も簡単に済ますので、朝食にウェイトが置かれているのかな?
滞在中に見かけなかったのがグリーンサラダ。豆やキノコ、果物は豊富に採れますが、葉物生鮮野菜は大陸からの輸入に頼るのでとても高価とか。日本のように付け合わせにグリーンサラダが出る…なんてことはあり得ず、おかげで滞在中はすっかり野菜不足でした。

今回の旅はこれで終わりです。
仕事で渡航したので、著名な観光地には行けませんでした。また、同じ理由から、撮影機材は持参せず、すべてiPhone4Sとコンデジ(Nikon S3000)で撮影しています。
ロンドンは予想以上に居心地がよく、もう一度、純粋に観光で再訪したいと思いました。

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