江戸城・大手門
師走のよく晴れた日曜日、妻と皇居東御苑を散策。
皇居東御苑は、もとは江戸城の天守閣や大奥などの御殿があった本丸、二の丸、三の丸の跡です。
まずは、江戸城の大手門へ。
将軍や勅使、諸大名が使った正門で、高麗門、枡形、渡櫓(わたりやぐら)で構成された典型的な城郭の門です。登城する諸大名は、大手前に御供を残し、わずかな人数で濠に架かる大手橋を渡り、この門から城内に入りました。
上の写真は、桔梗濠から見た現在の大手門。昭和43年(1968)に再建された高麗門とその奥に渡櫓が見えます。かつての大手橋は大正年間に埋め立てられ、地続きになっています。
登城した大名の気分で高麗門をくぐり、枡形から大手前方面を振り返ると…。城郭越しに見える大都会の風景は何だか妙な感じ…(下の写真)。
大手門を入ると、そこは旧三の丸です。
三の丸は、五代将軍綱吉が幼い時期を過ごした御殿や、生母の桂昌院、側室の瑞春院の御殿があったところです。
次は三の丸尚蔵館に向かいます。
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