萩原社中の相模流里神楽
都内に出かけた際,思わぬところで里神楽に遭遇。
写真は,虎ノ門金刀比羅宮の神楽殿で奉納された相模流里神楽です。
虎ノ門金刀比羅宮は,讃岐丸亀藩主・京極氏が,讃岐の金刀比羅本宮から江戸藩邸に御分霊を勧請しました。都心のビル街で,高層ビルを背景に青銅葺きの社殿が建つ不思議なイメージの神社です。
能舞台のような立派な神楽殿があるのは知っていましたが,毎月十日に里神楽が奉納されているのは知りませんでした(ちなみに奉納時間は11:40,14:00,15:00,17:00の4回だそうです)。
神楽師は萩原社中で,写真は「福徳舞(宝授け舞)」です。大黒とひょっとこの二人舞いで,最後に菓子を撒きます。萩原社中は,久喜・鷲宮神社の土師一流催馬楽神楽に連なる相模流の名門で,新宿区の無形民俗文化財に指定されています。
社中の神楽は綺麗ですね。写真はiPhone4Sで撮ったものをトリミングで切り出しています。
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