西平英生写真展「神楽探訪・最終章」
東京・神田小川町のオリンパスギャラリー東京で開催中の西平英生写真展「神楽探訪・最終章」へ行って来ました。
西平氏は,40年も前から全国各地の神楽を撮り歩き,民俗芸能をライフワークに活動されている写真家です。ニコンユーザーには,「ニコンユーザーのためのレンズ選び」などのMook本でもお馴染みです。
今回の作品展は,これまで氏が発表してきた「神々の舞い-神楽」,「神々の舞い-神楽パート2」,「神楽探訪」,「神楽探訪パート2」に続き,改めて神楽の魅力を紹介しています。氏が取材した全国の神楽の中判フィルム写真と最新のデジタル一眼レフで撮影した作品で構成されています。
どの作品も,「神楽」とその背景にある「心」に対する畏敬と熱い想いが伝わってきました。会場で,氏としばし神楽談義の機会に恵まれましたが,神楽撮りに対する姿勢にとても共感を覚えました。
実は,このところ神楽の撮り方に迷いが生じていたので,レンズワークやアングルが勉強になりました。さっそく次の神楽撮りで実践してみたいと思います。
房総の神楽では,「水神社永代大御神楽」などを撮影されたそうです。ここ何年も房総は撮っていないとのことで,機会があったらぜひ房総にも足をお運びくださいとお願いしておきました。
写真展「神楽探訪・最終章」は,東京では今日まで。次は大阪にて3月17日(木)~23日(水)まで開催されます。
※西平氏は、2011年9月15日に急逝されました。氏の暖かな笑顔を思い出し、心よりご冥福をお祈りします。
| 固定リンク | 0
コメント