香取・新市場神楽
香取市(旧佐原)・天宮神社で行われた「新市場神楽」を撮影。
毎年,春祈祷(5月下旬)とオビシャ(12月23日)に,天宮神社の境内で獅子神楽と余興の芸能が奉納されます。
獅子神楽の起源は不詳ですが,江戸初期ころから続くと云われ,「布舞」「幣束舞」「鈴舞」「剣の舞」「怒りの舞」が伝わります(市無形民俗文化財)。この日は,「剣の舞」を除く4つの演目が奉納されました。
余興の芸能は,「鳥刺し」「オカメひょっとこ」「鬼」「鍾馗」「医者と看護婦」「魔導舞」などが伝わります。この日の演目は「鳥刺し」。鷹狩りで使う鷹の餌になる小鳥を鳥もち竿で捕る役を,面白おかしく演じました。
【この日の進行スケジュール】
10:30~ 新旧当番が神社入り
11:00~ 練込み行列
祝詞→修祓→当番引継ぎ神事
11:30~ 獅子神楽奉納
布舞→幣束舞→鈴舞→怒りの舞
11:50~ 余興(鳥刺し)
12:00ころ 終了
【メモ】
この日は,オビシャでの奉納を見学。余興の「鳥刺し」が珍しい。以前は神社から当番家に移動し,獅子神楽と芸能が夕方まで演じられたとのこと。他の演目もぜひ見てみたいものです。見物人は地区の皆さんが十数人,カメラマンは10人ほど。みかんと箱ティッシュのお配りを頂きました。駐車場はなし。
※詳細記事は,本宅サイト「ぐるり房総」に掲載。
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