八千代・村上の神楽
八千代市村上の七百餘所神社で行われた神楽を撮影。
【現地解説板の説明】
「毎年一月十五日と十月九日に七百余所(ひちひゃくよしょ)神社神楽殿にて行れる。午前中拝殿にて式典を行い,午後神楽殿にて舞れる。昔は十二座あったと思われるが現在では次の九座のみになりました。
一.修祓 二.座清め 三.翁の舞 四.種おろし 五.宇受女の舞 (中入) 六.湯巫女の舞 七.玉取り様の舞 八.恵比寿の舞 九.みかぼしの舞
以上ですが,この他に「剣打ちの舞」というのがあったと言われていますが現在では名前のみが残っています。
祭典の間,氏子の人々は丸餅を十二個神社に奉納し,餅一つをいただいて帰ります。奉納された餅を神楽終了時にまきます。
一月の時は神楽終了してから神主によって「湯立て神事」が行れます。白衣に身を固め,大釜の前で祝詞を奏上し,熊笹の束を湯にひたし,四~五回自らの体に熱湯をふりかけます。熱湯を全身にあびて忘我の状態になった神主をムラの若者が抱きかかえ拝殿まで運って湯立てが終ります。残ったお湯をいただいて身体に振りかけると身が清められ,けがれを祓うとされています。」
【この日の進行スケジュール】
14:00~ 神楽奉納
修祓→座清め→翁の舞→種おろし→宇受女の舞→中入(休憩30分)→湯巫女の舞→玉取り様の舞→恵比寿の舞→みかぼしの舞→餅撒き
16:30ころ 終了
【メモ】
館山→八千代107kmを2時間半かけて移動。現地は土砂降りの雨で,撮影コンディションは最悪。機材はOPTECHのレインスリーブ,私は雨ガッパとゴム長靴の完全防備で,雨に打たれながら撮影。神楽殿は床が高く,三段の脚立を使用。見物人は結構多く,カメラマンは数人。駐車場は神社前にあり。
※詳細記事は,本宅サイト「ぐるり房総」に掲載。
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