韓国・東大門
Nソウルタワーに続いて,夜の東大門(トンデムン)へ。
東大門は,終夜営業のファッションビルや食べ物の屋台が建ち並ぶ「眠らないエリア」として有名です。買い物目的の妻や娘たちと別れ,私はライトアップされた東大門(左の写真)へ直行です。
東大門(興仁之門)は,李氏朝鮮王朝を拓いた太祖(李成桂)が首都・漢城の東門として1398年に建設しました。日本では,室町期の足利四代将軍義持の時代です。
現在の建物は,最後の李氏朝鮮国王・高宗が1869年に再建したものです。石造りの城門に二層の楼閣を乗せた壮麗な門で,韓国指定宝物です。
本当は,国宝の南大門(ナンデムン=崇礼門)が見たかったのですが,2008年に放火で焼失し現在も復元工事中です。東大門より規模が大きかったそうで,復元後はぜひ訪れたいと思っています。
余談ですが,写真に写っているクルマは日本車ではありません。ソウルでは,ほとんどがヒュンダイか起亜で,あとはベンツかBMW,VW,ボルボで日本車は滅多に見かけませんでした。日本の小型車市場から撤退したヒュンダイですが,中~大型乗用車に魅力的なクルマが多かったです。
この後,地下鉄でホテルに戻りましたが,駅の出口を間違えて道に迷いました。観光客と無縁の場所はビルや道路標示がハングルだけで,完全に方角を失い深夜の街を1時間くらい彷徨いました(笑)。
明日は,朝鮮王朝時代の王宮を巡ります。
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