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2010/01/20

流山・鰭ケ崎おびしゃ行事

流山市・鰭ケ崎のおびしゃ行事を撮りに行ってきました。

100120家内安全と五穀豊穣を祈るおびしゃで,毎年1月20日,雷(いかづち)神社で行われます。「トウ渡し」(新旧当番の引継行事),弓矢による「的撃ち」,直会の獅子舞と里神楽,新当番宅へ味噌樽と米樽を送り届ける「送り込み」と,ほぼ半日かけて行われます(市無形・県記録選択無形民俗文化財)。
旧当番が七福神,新当番が裃姿で催行する点がユニークですが,これは昭和の終わりからと新しい試みのようです。

午後1時,現地到着。神社周辺には本当に駐車場がなく焦りました。午後3時,拝殿で神事が始まります。午後3時20分,新旧当番が対座して御神酒を交わし,「トウ渡し」が行われました。
続いて「的撃ち」です。来賓と神職に続き,新旧当番が揃って的を射ます(写真は,右が大黒様の旧当番,左が裃の新当番)。赤鬼・青鬼を描いた的までの距離は5mほどですが,手作りの弓矢なのでまっすぐ飛びません。的に当たると,大勢の見物人から歓声が上がっていました。

午後3時半,社務所で直会が始まります。午後4時半ころから赤城保存会による獅子舞と神楽が演じられました。神楽の演目は,狐の種まきを田吾作が邪魔をする「たねがし」でした。

午後6時,「送り込み」の行列が神社を出発します。灯りを入れた万灯を先頭に,七福神が「送り込みだよーい」「よぉーい」と叫びながら,新当番のハナト(筆頭)宅まで味噌樽と米樽を運びます。昔は大八車でしたが,今は軽トラに空樽を載せて運んでいます。住宅地に配慮してか,送り込みの叫び声も軽トラのお囃子(テープ)も少々控えめでした。
新当番宅に着いたのは午後7時。大座敷で旧当番から新当番へお面や衣装が引き継がれ,すべての行事が終了しました。

今回の機材はDX17-55/2.8G,VR70-200/2.8G,D300×2,ストロボはSB-600でした。反省点は,レンズの選択。狭い境内は望遠系ズームの出番なく,室内撮影用に魚眼レンズを持って行けば面白かったかも知れません。「的撃ち」をしている時間は10分程度です。危険なので規制ロープが張られ,その外にたくさんの見物人とアマチュアカメラマンが入ります。混雑するのは直会の神楽まで。「送り込み」行列まで残っていたのは数人でした。

忙しい中,いろいろ教えて頂いた上,ジュースや甘酒をごちそうになり,地区の皆さん,ありがとうございました。

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