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2010/01/10

流山・ヂンガラ餅行事

流山市三輪野山の茂侶神社で行われたヂンガラ餅行事を撮りに行きました。

100110毎年1月8日(最近は最寄りの日曜)に行われる三輪野山地区のオビシャで,八升の御神酒,八升の鏡餅(上3升,下5升),八種類の野菜の煮物が供えられます。神事の後,「餅取り」行事では,男衆が鏡餅を奪い合い,神職が餅の割れ方で一年の豊凶を占います(市無形民俗文化財)。

朝10時,現地到着。氏子の皆さんが拝殿を掃き浄め,注連縄を張り,鏡餅を運び込みます。その様子を見学していると,保存会長さんから貴重なお話を伺うことができました。
午後1時すぎ,神事が始まります。神事の後,トウ流し(年番の引継ぎ)と簡単な直会がありました。そして,拝殿の畳が上げられ,窓ガラスが外されると,いよいよ「餅取り」です。

午後2時,参道から半被姿の男衆が入場します。神職が5升の鏡餅を投げ入れると,裸の男衆が餅を奪い合い,「ワッセ,ワッセ」と激しくぶつかります。渾身の力で引っ張りますが,固い餅はびくともしません。取り合うこと30分余り,最後は柱に打ち付けてようやく餅が割れました。神職が割れ方で作柄を占い,「豊作」を宣言して,午後3時前ころ終了しました。

この行事は,かつては近郷から若衆が集まり,ふんどし一本の裸で餅を奪い合う奇祭として知られていました。なぜヂンガラ(神賀楽)というのか,その由来はよく分からないそうです。

今回の機材はDX17-55/2.8G,VR70-200/2.8G,D300×2,ストロボはSB-600・800でした。「餅取り」は,本番前の10分間だけ拝殿内での撮影が許可されます。高齢のアマチュアカメラマンの安全に配慮した措置だそうですが,揉み合う男衆の動きは激しく,報道カメラマンも逃げ回りながらの撮影でした。自分で身の安全を守る自信がない人は,危険なのでやめた方が無難です。
「餅取り」が始まるころには,拝殿の回りは見物客で身動きができなくなります。アマチュアカメラマンも数え切れないほど多いですが,拝殿内に入ったのは数人でした。

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