草津・熱の湯
湯畑そばにある「熱の湯」は,もとは共同浴場として使われていました。昭和43年から,草津名物「湯もみ」を実演する観光施設となりました。
草津の源泉は,熱いところで95度もあり,そのままでは浴用にできません。水で冷ますと温泉の効能が薄まるので,考え出されたのが「湯もみ」です。
熱い温泉を,六尺の板でかき混ぜて,48度くらいまで温度を下げると同時に,入浴前の準備運動をしたのが「湯もみ」の始まりだそうです。
「熱の湯」では,この時期,1日8回,湯もみの実演をしています。湯もみ娘(?)が「草津よいとこ,一度はおいで。ハァ,どっこいしょ」「お湯の中にもこりゃ,花が咲くよ。チョイナチョイナ」と草津節を唄いながら湯をもむ様子は,草津ならでは。有料施設(大人500円)ですが,一見の価値があります。
湯もみを見た後は,宿に戻って夕食を済ませ,旅館の温泉(白旗の湯)を堪能します。自分の手足が見えないほど白濁した硫黄泉で,リラックスできました。
入浴後,今度はライトアップされた夜の湯畑へ散策に出ます。
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