旭・太田のエンヤーホー
旭市の太田八坂神社で行われたエンヤーホーを撮りに行って来ました。
江戸時代から続く五穀豊穣と子孫繁栄を祈願する神事で,八坂神社の祇園祭(毎年7月27日)の夜に行われます(県無形民俗文化財,国記録選択無形民俗文化財)。つく舞の一種ですが,ここでは人々の掛け声「エンヤーホー」(陰陽法)にちなみ,太田のエンヤーホーと呼ばれています。
午後4時ころ,現地に到着。神社で世話人さんに開始時刻を伺うと「神輿が還御してからなので,何時になるか分からない」とのこと。目安は午後8時ころだそうで,それまで地区内を練り歩く神輿やお囃子を撮りながら待ちます。
午後8時ころ,神輿が神社に戻ってきました。名残を惜しみ門前で激しく揉んだ後,還御。午後8時半,エンヤーホーが始まります。踊りは,青獅子,赤獅子→みみずく,鹿,鶴が畑を荒らす→ひょっとこ,おかめが子孫繁栄→旦那が登場します。踊りの間,周囲からは「エーンヤーホー」と独特の調子で掛け声をかけ続けます。
午後9時すぎ,曲芸舞の演者が到着。本来なら,ここで赤獅子の面をつけて津久舞柱に登り,曲芸舞を披露するところですが,このころ雨が土砂降りに…。結局,柱での曲芸舞は中止となり,おひらきとなりました。
今回の機材は,DX17-55/2.8G,VR70-200/2.8G,D300×2,SB-800でした。反省点は,雨対策を怠ったこと。ハンドタオルやプロテクトフィルターは用意していましたが,土砂降りでは役不足…。機材を濡らすのが気になって撮影に集中できないくらいなら,カメラ用のレインジャケットを用意すべきでした。
たくさんの見物人はほとんどが地元の人で,アマチュア・カメラマンも数人程度でした。
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もとは大杉神社に元禄6年(1693)から伝わり,清水八幡神社の祭礼(毎年7月24日)の夜,神社境内の特設舞台で行われます。居合術,棒術,三匹獅子舞の3要素で構成され,下総地方の獅子舞の古い形態をよく残しており,県無形民俗文化財です。
古戸地区に江戸時代から口伝で伝えられる民俗芸能で,毎年7月23日の稲荷神社祭礼で神輿と屋台が地区内を回る際,屋台で里神楽が舞われます。中断時期もあったようですが,現在は地区83戸の皆さんが伝統を守っています(市無形民俗文化財)。
人見神社は,君津や富津の海岸地域旧17か村の鎮守で,320段以上も石段を登った山の上にあります。夏の祭礼(毎年7月22日)では,神馬(おめし)という,350年の伝統をもつ神事が奉納されます。
武者土囃子は,地区の大杉大明神に170年以上前から続く民俗芸能です。神楽の影響を色濃く残した舞いと,江戸深川流のお囃子が特徴です。五穀豊穣,区内安全を祈願して,地区の20戸の皆さんによって毎年海の日に演じられています(市無形民俗文化財)。
馬橋の獅子舞は,江戸時代から地区の鎮守・香取神社に伝わる三匹獅子舞です。五穀豊穣,区内安全,悪霊退散,子孫繁栄を祈願して奉納され,町の無形民俗文化財です。
早朝,館山道経由で千倉町に入ります。まずは忽戸地区の荒磯魚見根神社へ。神社周辺は駐車スペースがなく,国道沿いの空き地に車を置き,機材を担いで神社へ戻ります。境内の芝居小屋では準備の真っ最中でした。
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