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2009/05/08

平泉・中尊寺金色堂

松島から,平泉(岩手県)の中尊寺へ足を延ばします。

090508中尊寺は,平安初期の850年に慈覚大師円仁が開いた天台宗の寺です。平安後期の1105年,奥州藤原氏が中興し,華やかな平泉文化の中心となりました。

奥州藤原氏は蝦夷から東北に移った地方豪族で,朝廷から奥州支配を認められていました。京の政争や源平の勢力争いに巻き込まれず,強大な軍事力と豊富な砂金を背景に,四代(清衡,基衡,秀衡,泰衡)約100年にわたって,奥州で独自の栄華を誇りました。

有名な金色堂は,1124年に清衡公が建立した阿弥陀堂です。屋根瓦のほかは総金箔貼りで,極楽浄土を表現しています。内部の3つの須弥壇(しゅみだん)には,清衡公,基衡公,秀衡公の遺体と泰衡公の首が納められているそうです。
中尊寺は,1337年の火災で伽藍を焼失し,金色堂は唯一建立当時の遺構で国宝です。

金色堂には,築後数十年で簡素な覆い屋根が架けられました。1288年,鎌倉幕府は「覆堂」(さやどう)ですっぽり覆って保護しました。現在は,鉄筋コンクリートの覆堂(上の写真)で保護され,完璧な空調管理で永久保存されています。奥州藤原氏を滅ぼした鎌倉幕府によって保護されたというのも歴史の皮肉を感じます。

今回の旅は,桜を愛でたりおいしいものを食べたりと大満足でした。機材もAF-S DX 18-55mmF3.5-5.6GII,D40,軽量三脚(スプリントPRO)と軽装備で充分間に合いました。
帰路は,平泉ICから東北道→渋滞回避ルートで磐越道→常磐道をひた走って帰りました。

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コメント

かなりな時間が経っているように見えますね
やはり世界遺産を目指してるだけに、異様に美しいのでしょうか、。

投稿: MoBlue | 2009/05/17 07:56

こんばんは。
平泉もそうですが,東北の国宝級の建物は時間がそのまま止まっているような佇まいでした(写真に撮ると,どこも絵はがきっぽくなるのが難ですが)。

この写真のシーン,昔は土の坂を登ると金色の小さな御堂が見えたんだろうなあと想像して,悠久の時の流れを実感しました。

投稿: ぜ | 2009/05/17 22:41

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