« 民族大移動 | トップページ | 吹屋・吹屋小学校 »

2007/08/14

吹屋・ベンガラの町

岡山県の山間にある吹屋(ふきや)の町を訪れました。

070814吹屋は,江戸~昭和初期にかけて,吉岡銅山の鉱山町として賑わいました。江戸中期には,銅山の捨石(硫化鉄鉱)からベンガラ(赤色顔料)を製造する技法が開発され,銅山とベンガラの両方で大いに繁栄しました。
防腐剤などに使われたベンガラは,それまで中国からの輸入に頼る貴重品でした。吹屋のベンガラは全国に出荷され,伊万里焼や九谷焼の顔料としても珍重されて,ベンガラ製造家は莫大な富を得たそうです。

街道沿いには,今も,石州瓦と白壁造り,格子をベンガラで塗った家々が軒を連ねて残っています。その独特の赤い風景は,国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されました。
今回,どうしてもこの町を撮りたいと思っていました。上の写真は中町界隈の街並みですが,個人的には,この道を下った下谷界隈の風景に心が惹かれました。

吹屋へのアクセスは,車1台がやっと通れる細い山道を何kmも上る必要があり,極端に悪いです。でも,町に風情が残っているのは,そのおかげかも知れません。
次回は,吹屋小学校について書いて見たいと思います。

| |

« 民族大移動 | トップページ | 吹屋・吹屋小学校 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 吹屋・ベンガラの町:

« 民族大移動 | トップページ | 吹屋・吹屋小学校 »