2009/11/08

芝山・白枡粉屋おどり

芝山町に伝わる白枡粉屋おどりを撮りに行って来ました。

091108「白枡粉屋」は,関東各地の万作踊りやおしゃらく踊りなどで多く見られる演目です。
もとは地方から中村壇林(今の多古町)に集まった若い学僧が,近くの旧白枡村(今の芝山町)にあった粉屋の娘(おさよ)を慕って唄い,地方に帰って広めたものと云われ,県無形民俗文化財に指定されています。

芝山では,かつて盆の十七夜講などで踊られていたそうですが,今は「芝山はにわ祭」や「多古あじさい祭り」のステージで披露されています。今回は,「芝山はにわ祭」での踊りを取材しました。

踊り手は,保存会の皆さんで,姉さんかぶりで絣の着物に赤い腰巻き姿の女性役と,鉢巻きで手甲脚絆に半纏姿の男役が,前後に動いて踊ります。お囃子は,太鼓に四つ竹,笛でした。派手さはなく,5分ほどの短い踊りですが,ときどき指を前に突き出す振りが面白かったです。

今回の機材は,DX17-55/2.8G,VR70-200/2.8G,D300×2でした。観客やアマチュア・カメラマンは多かったですが,皆さん,「はにわ祭」に登場する古代人役の巫女舞いを熱心に撮っていました(笑)。
本当は,このような民俗芸能は,ステージではなく,集落の辻々など伝承風土の中で撮りたいものですね。

撮った写真は整理して,本宅サイトの房総の祭りに掲載しました。

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2009/10/28

松戸・大橋の獅子舞

松戸市大橋の胡禄神社で行われた獅子舞を撮りに行ってきました。

091028五穀豊穣を祝い,毎年10月28日(宵宮)と29日(例祭)に神社に奉納されます。
文献がなく伝承は不明ですが,江戸時代初期から続くと云われ,和名ヶ谷(日枝神社),上本郷(風早・明治神社)の獅子舞とともに市無形民俗文化財です。

午後7時半,拝殿から,道化の猿を先頭に獅子がゴザ敷の舞台に舞い込みます。
獅子は,先獅子・中獅子・後獅子の三匹です。特に演目がある訳ではなく,笛と唄いに合わせて,三匹がほぼ同じ所作で舞い,個別の舞いはありません。おしゃらく獅子とも云われ,地面でなくゴザの上で舞い,袖口から色襦袢を覗かせ,膝立ちで舞う所作があり,お囃子に唄いが入るなど,他地域にはない特徴があります。後半に女獅子隠しがあり,舞い時間は1時間ほどでした。

今回の機材は,DX17-55/2.8G,VR70-200/2.8G,D300×2,SB-800×2でした。舞手との距離が近く,広角端の縦位置でストロボを多用することになり,画面構成と露出が難しかったです。人出を避けて宵宮を取材しましたが,地区の皆さんのみで観客は少なく,アマチュア・カメラマンは私を含めて3人でした。

撮った写真は整理して,本宅サイトの房総の祭りに掲載しました。

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2009/10/18

松戸・古式神幸祭

各地で秋祭りのシーズンですが,娘の結婚式の準備やら後片付けやらで忙しい週末が続き,すっかり祭り撮りから遠ざかっていました。

091018で,復帰第一弾は,地元・松戸神社で11年ぶりに行われた古式神幸祭です。この神幸祭では,珍しい四神像(右の写真,左から青龍,朱雀,白虎,玄武)が街を巡幸します。

四神は東西南北の守護神として,古くから宮中で使われました。江戸期には一般の祭礼でも使われるようになりましたが,明治になると使用が制限され,急速に庶民の前から姿を消しました。松戸の祭礼では,昭和初期まで四神が巡幸したようですが,その後は長く忘れられていました。

平成2年の神幸祭で60年ぶりに四神が復活し,松戸神社の例大祭(10月18日)が日曜日に当たる年に古式神幸祭が執り行われています。今年は,前回(平成10年)から11年ぶり,3回目の開催。四神が巡行する祭りは全国的にも珍しいそうです。

午前9時半,松戸神社の神輿蔵で神事が行われました。午前11時,神社提灯を先頭に神幸行列が神社を出発。行列は,稚児行列,猿田彦,大榊,四神の像,獅子屋台,神社神輿など,総勢600名の長い列が続き,なかなか圧巻です。旧松戸八か町(1~3丁目,宮前町,角町,下横町,納屋川岸,平潟)を巡行し,午後5時,神社に還御しました。

今回の機材は,DX17-55/2.8G,VR70-200/2.8G,D300×2,夕方はストロボ(SB-600,SB-800)を使用しました。行列が長いので,どこをどう切り取るか,構図の判断が難しかったです。見物人とカメラマンはものすごい数でした。次回の開催は,6年後だそうです。

撮った写真は整理して,本宅サイトの房総の祭りに掲載しました。

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2009/10/03

D700の感度自動制御

ニコンD700の感度自動制御について,デジカメWatchで北村智史氏がレポートしていました。私が使っているD300も同じですから,参考になりました。いつも不思議に思っていた部分なので,その内容を引用してメモに残しておきます。

091003D700の感度自動制御を,ISO200,制限上限感度ISO6400,低速限界(シャッター)速度1/15秒に設定。各モード(露出優先,シャッター優先,マニュアル)ごとに,カメラがどのように制御するかを実験。

【露出優先モード】1/15秒を下回ると,1/15秒をキープしたままISO感度がUP。上限6400でもアンダーになるときは,今度はシャッター速度が遅くなることで適正露出をキープ。

【シャッター優先モード】絞り開放でも適正露出が得られないときは,ISO感度がUP。上限6400まで上がってもダメなほど暗いと,素直に露出アンダーに。シャッター速度を下げて適正露出をキープすることはしない。

【マニュアルモード】ISO200~6400の間で,撮影者が設定したシャッター速度と絞り値で適正露出になるようにISO感度を調整。事実上のAEと同じ。200でも明るすぎるときは素直にオーバーに,6400でも暗すぎるときは素直にアンダーになる。

写真は,記事とは関係ありません。昨年末の北千住駅前にて,Contax G2,Biogon T* 28mmF2.8,フィルムはDNP CENTURIA400。

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2009/09/30

吾妻渓谷・八ツ場ダム

帰路,吾妻渓谷沿いのR145を走っていると,突然,目の前に巨大なコンクリート工作物が現れました。

090930政権交代で建設中止か続行か,世間の注目を集めている八ツ場ダムの工事です。ちょうど広報施設「やんば館」があったので,勉強のために立ち寄ることにしました。

八ツ場ダムの完成予定ジオラマでは,上流域の水没状況と,街の再開発計画を模型で解説しています。巨大ダムなだけに,予想以上に広い範囲が湖底に沈むことが分かってびっくりしました。
写真は,水没する県道の付け替え工事です。ダム湖を渡る道路の橋脚ですが,下の田んぼの軽トラックと比べると,その巨大さが分かります。ちなみに,橋脚の下から3番目の足場が満水時の水面になるようです。

R145沿いでは,国道・県道の付け替え工事と移転用の宅地造成が,山を崩して先行して進んでいました。すでに地元の人々の生活は,大きく変わってしまっているのですね。現状を目の当たりにして,問題の難しさを再認識させられました。

さて,今回の旅の機材は,AF-S DX 18-55mmF3.5-5.6GII,Nikon D40,三脚は軽量のスプリントPROを使用しました。R145から渋川伊香保ICに出て関越道を走り,夜の渋滞前に自宅へ帰り着きました。

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2009/09/29

草津・白根山

2日目は,草津から白根山の湯釜を目指しました。

090930草津から白根山までは,車で30分ほどです。2000m級の山なみを走る道は「日本ロマンチック街道」と素敵な名前がついています。
あいにくの曇りで,雲が低く視界は真っ白。先行車のテールライトも見えないほどで,ちょっと残念。

湯釜のレストハウスに車を置き,歩いて湯釜へ。標高2160mの白根山の火口湖で,エメラルドグリーンの水面が美しい,強酸性湖です。標高が高く,辺りはすっかり紅葉していました。

最近,火山活動が盛んだそうで,半径500mエリアは立入禁止。一番近い中央展望台への遊歩道は閉鎖中でした。やや遠い西側展望所を目指して,遊歩道を登り始めましたが,結構な急坂で途中で断念。振り返ると,弓池の霧が一瞬晴れて,美しい風景を見せてくれました(上の写真,クリックで拡大)。

レストハウスで信州名物・五平餅をほおばり,帰路につきます。帰りは,白根山から再び草津へ戻り,吾妻渓谷沿いのR145を走って,渋川伊香保ICを目指します。

途中,思いがけず,話題の「八ツ場ダム」建設現場を通りかかったので,次はそのお話など。

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2009/09/28

草津・ライトアップ

夕食後,夜の湯畑へ。ライトアップされた湯畑は,昼間と違った幻想的な表情を見せていました。

090928湯畑は,もとは8代将軍徳川吉宗がその湯を江戸城に運ばせたことから,「お汲み上げの湯」と呼ばれていました。今もその湯枠が水中に沈んでいます。

寛政4年(1792),源泉は村の管理となりました。明治20年,湯の花を採集する樋が作られ,明治40年ころから,湯の花が採れる畑=湯畑と呼ばれるようになりました。今でも60度の源泉が毎分4600リットル湧き出る,草津最大の源泉です。

滝の岩肌に見える緑色は,強酸性にも耐える藻(イデユコゴメ)です。この硫黄分と高温に耐えるとは,すごい生命力です。

流れ落ちる湯滝を見下ろす燈篭(写真の右上)は,文政13年(1830)に伊勢太々講中が源泉脇にあった不動堂に寄進した常夜灯です。もとは手前の滝にせり出した岩の上にありましたが,崩落しないように現在の場所に移されたそうです。湯気にけむる石灯籠は,なかなか雰囲気がありました。

この時期,草津の気温は13度ほど。浴衣に丹前を羽織ってもまだ寒いくらいでしたが,大勢の観光客が浴衣姿で散策していました。

次は,翌朝,草津から白根山へと向かいます。

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2009/09/27

草津・熱の湯

湯畑そばにある「熱の湯」は,もとは共同浴場として使われていました。昭和43年から,草津名物「湯もみ」を実演する観光施設となりました。

090927草津の源泉は,熱いところで95度もあり,そのままでは浴用にできません。水で冷ますと温泉の効能が薄まるので,考え出されたのが「湯もみ」です。
熱い温泉を,六尺の板でかき混ぜて,48度くらいまで温度を下げると同時に,入浴前の準備運動をしたのが「湯もみ」の始まりだそうです。

「熱の湯」では,この時期,1日8回,湯もみの実演をしています。湯もみ娘(?)が「草津よいとこ,一度はおいで。ハァ,どっこいしょ」「お湯の中にもこりゃ,花が咲くよ。チョイナチョイナ」と草津節を唄いながら湯をもむ様子は,草津ならでは。有料施設(大人500円)ですが,一見の価値があります。

湯もみを見た後は,宿に戻って夕食を済ませ,旅館の温泉(白旗の湯)を堪能します。自分の手足が見えないほど白濁した硫黄泉で,リラックスできました。
入浴後,今度はライトアップされた夜の湯畑へ散策に出ます。

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2009/09/26

草津・湯畑

シルバーウィークは,連日,房総の祭り取材で駆け回っていたので,罪滅ぼしに妻と草津温泉に行って来ました。

090926自宅を午前10時半ころ出発。外環道→関越道→上信越道を碓氷軽井沢ICで降り,浅間山経由でのんびり草津へ入りました。

最初に,西の河原公園へ向かいます。強烈な硫黄臭とあちこち湧き出る熱湯で,草木も生えない荒涼とした光景が「賽の河原」に例えられます。
温泉街へ戻りがてら,片岡鶴太郎美術館に立ち寄りました。氏の作品はユニークな視点で,結構お気に入りです。入館券が作品の絵葉書なのもちょっとうれしかったです。ミュージアムショップで何点か買い求め,今夜の宿へ。

今回の宿は,湯畑前の老舗旅館さんです。夕食前の時間を,湯畑界隈へ散策に出かけました。遠い新婚時代,湯畑に立ち寄った記憶がありますが,落ち着いて見たのは初めてです。へー,こんな風になってるんだ…などと会話しながら,つい写欲が出て撮り歩きます。
上の写真は,湯畑の滝の落ち口です。今回も,旅のお伴はD40ですが,ちゃんと三脚とリモコン・レリーズ使用です(笑)。湯の花を採る樋を通った源泉が,音を立てて流れ落ち,迫力がありました。

夕食までもう少し時間があるので,「熱の湯」の湯もみショーを観覧に行くことにします。

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2009/09/23

印西・いなざき獅子舞

印西市和泉の鳥見神社で行われた獅子舞を撮りに行ってきました。

090923毎年秋分の日に奉納される三匹獅子舞で,稲の収穫を前に豊作を感謝して舞うので「稲先(いなざき)」獅子舞と呼ばれています(市無形民俗文化財)。

午後2時,旧円光院(和泉会館)から鳶口や弓を先頭に行列が出発,鳥見神社に練り込みます。
獅子舞は,大獅子・中獅子・雌獅子の三匹が腹に付けた鼓を叩きながら激しく舞います。道化は珍しい河童です。演目は,道化の舞,一匹ずつ四方固めの舞,花笠めぐりの舞(上の写真),綱くぐりの舞です。道化の河童が単独で舞う演目があるのが特徴で,観客の中に飛び込んだりと大暴れで面白かったです。
舞い時間は2時間ほどで,最後に餅まきがあって終了しました。

今回の機材はDX17-55/2.8G,VR70-200/2.8G,D300×2。それと,日中でしたが半逆光なのでストロボ(SB-600,SB-800)を使用しました。反省点は,シャッタースピードの選択ミス。この獅子舞は動きが激しく,シャッター優先の1/125秒では被写体ブレしました。1/250秒ならもっと歩留まりがよかったかも知れません。ストロボの必要性は微妙で,脚立は用意しましたがほとんど使いませんでした。
観客は,地区の皆さんやグループの見学者が大勢来ていました。アマチュア・カメラマンも常連さんを始め,結構来ていました。カメラマンにまでお茶の振るまいがあり,感激しました。ありがとうございました。

撮った写真は整理して,本宅サイトの房総の祭りに掲載しました。

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